IT系在宅ワークに興味を持つ人が最初に感じる不安
在宅 × IT。
この言葉を検索した瞬間、世界が一気に怪しくなります。
- 誰でも簡単
- スマホだけ
- 月〇〇万円
……いやいやいや、そんなわけないやん!
……でも、ホンマなんかな?(と、すがりたくなって、クリック)
40代・50代が感じるこんな不安は、とてもまっとうです。
本当に仕事になるのか?
一番多いのがこの不安です。
「勉強しても、仕事にならなかったら意味がないのでは?」
正しい疑問です。
ただし、答えは YESでもありNOでもある です。
自分の経験で言うと、
私はWordPressに関しては、ひととおりの操作はできて、
サイトを作成することは可能でした。
←趣味で自分のサイトを作ってたので(今もありますが)
しかし、WordPressというのは、バージョンアップのたびに
新たな便利な機能が追加されていくのです。
ポンポンと。気前よく。持ってけ泥棒!みたいに。
機能追加に合わせて、”有能な”WordPressユーザーは
ちゃ~んと使ってみて修得していくのです。
それにひきかえ私ときたら、勉強を怠っていたのでした。
だってー(←何がだってや!)
その機能を使わなくても、今の状態で、
希望のサイトを作れているんだもん(←おっさんが甘えるな!)
時間もなかったし(←出た出た、あるあるの言い訳)
そんな状態の自分が、WordPressの案件に応募してもいいものか?
挙手する資格があるのか?
最新機能も知らんくせに、ついていけるのか?
と、思い切り迷う自分がいました。
それなら、新機能を勉強して修得すればいいのですが、
どこまでやればいいのかがわかりません。
概要だけわかっておけばいいのか、
使い込んで出てくる問題点も解決できるようになっておくべきなのか?
そりゃあ「べき」でしょうけど、時間はそれなりにかかります。
てか、そんな新機能を使わねばならない案件なのか??
勉強して、「本当に仕事になるのか?」
と、この欄の見出しに、ようやくつながるわけです。長くかかって、ゴメン。
結局、私は、新機能の概要だけ把握しておいて、案件に応募し始めました。
新機能を使うか使わないかは、案件によりました(まあ、そうですよね)。
新機能が必要なときは、都度勉強して対応しました。
WordPress だけでも、こんな具合です。
ITは奥深い。
仕事にすぐつながる勉強もあるし、仕事から遠いところの勉強もある。
というのが正直なところです。
だからこそ、次の「IT在宅ワークの種類」をよく考えねばなりません。
IT在宅ワークにはどんな種類があるのか
在宅ITワークは、大きく3つに分けられます。
学習型
- まずは勉強が中心
- すぐにお金にはならない
- でも将来性はある
作業型
- マニュアル通りの作業
- 単価は低め
- 仕事の流れを知るには最適
スキル提供型
- ある程度の経験が必要
- 単価は高め
- 継続案件に繋がりやすい
最初から「スキル提供型」を狙うと、だいたい心が折れます。
最初に選ぶなら「これ」が現実的
結論から言います。
最初は「作業型」か「軽めのスキル提供型」で十分です。
- 完璧を求めない
- 高単価を追わない
- 慣れることを最優先
在宅ワークは、
仕事というより「環境に慣れる訓練」です。
私の最初の在宅案件は「作業型」。
あるキーワードについてネット検索して、結果をエクセルにまとめる
というものでした。
マニュアルに沿ってやれば、誰でもできました。
時給なんて度外視でした。計算するのもこわかった。
その代わり、空いた時間でできたし(期限が近づくとそんな余裕もなかったけど)、
仕事の流れもつかめました。
サービスや仕組みを使うという選択肢
向いている人の特徴
- 営業が苦手
- 自分で案件を探すのが不安
- 条件整理が面倒
こういう人ほど、
プラットフォームやサービスを使った方が楽です。
使う際の注意点
- 「簡単に稼げる」を信じない
- 最初から生活費を賄おうとしない
- 小さな実績を積む意識を持つ
ここを外すと、
だいたい変な方向に行きます。
まとめ:在宅ワークは「仕事」より「慣れ」から
在宅ITワークで一番大事なのは、スキルでも年齢でもありません。
- 自分のリズムを作る
- 仕事の流れを知る
- 「できた」を積み重ねる
月1万円でも、
「自分の力で稼げた」という感覚は想像以上に大きいです。
そこから先は、
焦らなくても、ちゃんと道が見えてきます。
