Excel マクロから GAS(Google Apps Script)へ移行するメリットとデータの繋ぎ方

プログラミング・データベース
この記事はアフィリエイト広告を利用していますが、内容は私の実体験に基づいた正直な感想です。

これまでの記事では、データベースの基本やSQLの使い方についてお話ししてきました。

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「データの重要性は分かったけれど、うちの会社はデータベースなんて大げさなものはなくて、全部Excelで管理しているよ」

そういう方も多いのではないでしょうか。
実際、40代以降のビジネスパーソンにとって、Excelや「マクロ(VBA)」は長年連れ添った頼れる相棒のようなものです。
それなりにスキルを積んで、自身を持たれている方も多いでしょう。

しかし今、在宅ワークや業務効率化の現場では、ExcelマクロからGoogleの「GAS(Google Apps Script)」へと乗り換える動きが急激に進んでいます。

今回は、数々の業務システムを組んできた私が、大人が今からGASを覚える圧倒的なメリットと、データを上手に繋ぐための現実的な考え方を解説します。

長年Excelを愛してきた方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

なぜ今、Excelマクロから「GAS」への移行が進んでいるのか?

Excelマクロ(VBA)は素晴らしい技術です。
私もこれまで、マクロを使って何百時間もの事務作業をボタン一発で終わらせてきました。
上から目線で恐縮ですが「パソコンに作業させている」という、満足感を得たものです。

しかし、時代の主役が「パソコンの中のファイル」から「インターネット上のクラウド」へと移ったことで、Excelマクロには少し限界が見えてきました。

一番分かりやすい違いが、「ファイルの共有と同時編集」です。

社内で1つのExcelファイルをみんなで共有しているとき、誰かがファイルを開きっぱなしにしているせいで「読み取り専用になっていて編集できない!」とイライラした経験はありませんか?
あるいは、気付いたら「売上管理_最新.xlsx」「売上管理_最新_0623修正.xlsx」といった、どれが本物か分からないファイルが大量に増殖していく悲劇。

Googleスプレッドシートなら、クラウド上で何十人が同時に開いて編集しても、ファイルは常に1つのまま。問題も起きません。
この仕組みを作った人は、本当に偉い!!

そして、そのスプレッドシートを裏側からボタン一発で自動化してくれる魔法の道具が、GAS(Google Apps Script)なのです。

60代の私が感じた、GASならではの「3つの強力なメリット」

Excelマクロを使い慣れた大人がGASに触れると、最初は「覚えるのがめんどくさいな」と思うかもしれません。
が、仕組みが分かると「え、こんなことまでできるの?」と感動するポイントが3つあります。

パソコンを閉じていても、夜中に勝手に働いてくれる

Excelマクロは、あなたのパソコンが開いていて、Excelが起動しているときしか動きません。
しかし、GASはGoogleのクラウド上で動くため、あなたのパソコンの電源が切れていようが、旅行で留守であろうが関係ありません。

「毎週月曜日の朝9時に、自動で先週の売上を集計してメールを送信する」

といったタイマー設定(トリガー機能といいます)が、ボタン一つで簡単に作れます。
あなたが寝ている間にも、クラウド上のロボットが勝手に仕事を終わらせておいてくれるようなものです。

GmailやGoogleフォーム、外部サービスと「一瞬で繋がる」

Excelからメールを自動送信しようとすると、Outlookの設定をいじったり、非常にややこしいコードを書く必要がありました。
GASは同じGoogleの仲間なので、最初からGmailやGoogleフォームと「繋がること」を前提に作られています。

  • お客様がGoogleフォームに入力する
  • 自動的にスプレッドシートにデータが記録される
  • 同時に「お申し込みありがとうございました」とGmailから自動返信される

この一連の流れが、GASなら驚くほど短い手間で、一本の美しい線のように繋がります。

なんか、Googleにすべてを取り込まれてしまうようで気持ち悪い、というのもわかりますが、この便利さには勝てません。

特別なソフトのインストールが「まったく不要」

Excelマクロを使うには当然Excelが必要ですが、GASはインターネットを見るブラウザ(Google Chromeなど)さえあれば、今すぐその場で無料で始められます。
ブラウザが入っていないパソコンなんて、ないですから。

在宅ワークでクライアントから「お金をかけずに業務を自動化してほしい」と頼まれたとき、これほど提案しやすい武器はありません。

Excel マクロから GAS に変更する理由の大きな1つは
「マイクロソフトへの料金を節約したいから」
Excel とほぼ同じことができる無料・格安のソフトが、Google スプレッドシート以外にもたくさんあります。
節約を考えるのも、無理はないです。

Google スプレッドシートに置き換えると、みなさんとても喜ばれ、複数人で同時操作可能と知ると驚かれます。
パソコンを買ってきたらすぐ使えるのも、大きな強み。

Excel と操作要領が若干異なるところもありますが、その差を埋めて、
「こうすればもっと便利ですよ」
と提案して、最終的に深くご満足していただけることは、IT技術者冥利に尽きます。

「この仕事をやっててよかったなあ」
あなたにも、早く味わってほしいです!

マクロの経験がある人ほど、GASの習得はラクでカンタン

「でも、今から新しいプログラミング言語を覚えるのはしんどいよ……」

不安になる必要はまったくありません。
実は、Excelマクロ(VBA)で「プログラムの基本的な考え方(順次、分岐、繰り返し)」を頭の中に持っている人は、GASの習得スピードが初心者の3倍早いです。

  • データの行を上から1行ずつチェックしていく
  • もし金額がマイナスだったら処理を飛ばす
  • 最後に合計を出して保存する

このような「段取りの考え方」は、VBAもGASも100%同じだからです。
翻訳で言えば、英語の文法が分かっている人が、ちょっと違う方言を覚えるようなもの。
道具の名前が変わるだけなので、大人の経験値が最も活きる分野です。

まとめ:慣れた武器に、新しい調味料を少しだけ足す

Excelマクロという使い慣れた強力な武器に、GASという「クラウドの調味料」を少しだけ足してあげる。
これだけで、あなたの市場価値は40代、50代の若い世代を追い抜いて、在宅ワークの現場で「自動化の専門家」として圧倒的に重宝されるようになります。

「Excelのあの面倒な作業、GASを使ってクラウドで一瞬で終わらせるパズルを解いてみたい」
「自分のマクロの経験が、今のGASの時代にどう活かせるか、プロの見解を聞いてみたい」

そう感じたら、一人でネットの記事を検索して迷子になる前に、一度プロの時間を借りてみてください。

私が最初のステップとして紹介しているCodeCampの無料カウンセリングでは、現役のエンジニアが、あなたのこれまでのExcelやマクロの経験を聞いたうえで、
「ここだけ覚えれば最速でGASにシフトできる」
というピンポイントの学習アドバイスをタダで教えてくれますよ。

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焦らず、相棒を新しくアップデートするように、あなたのペースで進んでいきましょう。